2013年1月21日月曜日

「実存は孤独なのだ!」

(第3回アシッドテスト『実存と構造と生命体』より、[A.S.L.のジェットセット」からの発言を文字起こしして校正)

え〜、大野さんもスージーさんも古い付き合いなんですけど、リキッドルームで演った時に(2012.9.22)、大野さんが間違えて、あとですっごく叱ったのね。大野さんは察してたらしくて翌日の朝一番でメールが届いて、「すみません、次はしっかり演りますので、きちんとおさらいもしますので。」って、あぁ〜叱られるのわかっててこうしてその前に謝ってるんだなって。でも何か収まらなくて、もうちょっと間をおいてからがっちり泣かそうと思ったんですね。まあだいたい関係者は泣かしてるんだよね。アハハ、ス−ちゃんなんか、泣きながらオレのこと怒ったもんね。大野も泣きながら怒ってたことあったよね。他の方々は泣かされたり叱られたりして泣いてるんだけど、このお二方は泣きながら怒ったのね。すみませんね...。  

6年程前に入院した時に、もう本当にポンコツになっちゃってて、それでまあ『DOOPEE TIME 2』はステッカーになっちゃうんですけど、ちょうどそのレコーディングをしてたんですね。友達のレコーディング・スタジオで三人でね。「あと何曲だね」なんて話しながら演ってて、で、ミキシング・ルームがあって、それとちょっとしたブースがあるんですけど、ミキシング・ルームの直ぐ裏にトイレがあって、だからドアを開けるともうすぐミキシング・ルームなのね。それで小用を足したくなって、もう疲れも溜まっていたので、ぼーっとして用を足してたらズボンにビショーってやっちゃって。それでグレーのズボンをはいてたんですけど、それの片足分濡らしちゃったんです。うわぁ〜どうしようと思って... でも大野とスーちゃんだし、絶対に笑い飛ばしてくれるんだよな〜と思って甘えちゃったんですね。それで出てって「もうさぁ、オレおじいちゃんになっちゃったからさぁ、ほらこれ見て〜」ってやったら、そん時に溝を感じたんだよね。なんかさ、ひぇ〜何やってるの〜みたいな感じで言われた方がすっごい楽なんだけど、見て見ない振りされちゃったの... あァ〜、実存主義って孤独なんだよなって。 (主体を偏重しすぎた実存{主義}は、構造{主義}に於いて批判の対象となる)  まあそんなようなことなんですけど。

そう、それで間をおいてから大野さんを叱ったんですけど、そのリキッドの打ち上げをやりましょうということになって、そのつもりで出かけて行ったらサプライズで、もう何十人っていう方々がお集り下さっていて、私の還暦のお祝いの会だったんです。大野さんはニヤニヤしてて、幹事をやってくれていたんですね。もうそれこそ半年くらい前から準備をしていてくれたらしくて、2回にもわけてやってくれたんです。それでもう完全に調子が狂っちゃって、もう全部許すからって、大野さんに思わず言っちゃったんです。そしたら「私も調子が狂っちゃいますから、今までどおり厳しくして下さい」って、でもそういう熱血な感じって本当は苦手なんだけどな。





時はきちんと刻んで知らせてきた。
還暦だなんて考えてもかったど、
毎日お勤めとてたのならまた別の
感慨もあったのだろ
こち1969〜70年けて
哲学一冊、高校った。友達
読んでた。レモンエロー
装丁好きだった。今も。