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YANN TOMITA : AIR TRAFFIC CONTROL & COCKPIT RHYTHM
ヤン富田:航空管制とコックピットのリズム
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ブルーノート東京に於いて開催されたヤン富田 : A.S.L. REPORT - SPACEWAR ! (9.24.2021 ) に於けるライブ動画です。また以下の音源、書籍、他は、さまざまな異なる観点から、このリポートにかかわっている。
This is the The Video Work of the Presentation of Yann Tomita “A.S.L. REPORT - SPACEWAR !“ at Blue Note Tokyo on 9.24.2021. In addition, the following books, sound sources and others relate to this report from various different perspectives.
AIR TRAFFIC CONTROL & COCKPIT RHYTHM - 航空管制とコックピットのリズム
Shuji Nagai - Airplane Captain / 永井秀二 - 機長
Paruo - Live Camera / パルオ - ライブカメラ
Shuji Kanao - A.T.C. Officer / 金尾修治 - 航空管制
Yann Tomita - A.T.C. Officer / ヤン富田 - 航空管制
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Michael Snow Music For Piano, Whistling, Microphone And Tape Recorder Chatham Square 1009/19 2LP (1975) / 2CD (1994)
マイケル・スノウ(1929-) は、アンダーグランド映画の作家であり音楽家でもあるカナダのアーティスト。 彼の映像作品「波長」(1967)は、固定された画面が45分間、ゆっくりとズーム・アップを繰り返すもので、その間、背景は朝から夜へと変化してゆく。これは構造映画と呼ばれ、映画全体の形態が単純化された構造をもつことをいう。このアルバムに収録された「スノウ・フレークス」(1975) は、構造映画を音楽作品に置き換えたといえるもので、ピアノのワン・フレーズをテープ操作によって、徐々にピッチを落としてゆき、最後は音がなくなるまでの約45分間の作品となっている。(*)
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演目:CABIN CREW EPISORD シリーズは、航空関連を題材にした、音による詩/サウンド・ポエトリー、或はサウンド・ドラマの作品集です。2013年1月20日に開催された第3回アシッドテストに於いて初演されました。
画像は出動準備中のアストロ警備隊 (2012)。右端の永井隊員はその後機長に転身されました。
永井機長と小川整備士 (2016)
STANDARD A.T.C. VOICE PROCEDURES (LESSEN 1~9)Aviator Language Academy cassette
国際民間航空機関で定められた、航空交通管制交話法を習得するための、テキストとトレーニング用のテープです。
1995年、DOOPEEのアルバム”DOOPEE TIME” の最終調整でマスタリング・スタジオ入りした際、偶然スタジオの近くで発見した航空グッズ専門店で購入したものです。私にとって宝物の音源です。(CD とリング綴じしたテキストは共に編集を施したA.S.L. Edition)
Version Francaise - Morse Code For Airmen Aero Shopping RJS 1 LP 1969 UK
In Radar Contact ! Jeppesen & Co. RRC1 LP 1964 US
Sounds Of The International Airport Restrooms Planet Pimp Records PPR 025 7” 1998
音響の学問としてスタートしたサウンドスケープ研究に一石を投ずるかの様な作品集。The Golden Institute による三部作第3集にあたる作品。ロスアンゼルス空港、ホノルル国際空港、金浦空港、ブリスバン空港、他、空港にあるトイレでの録音。ペーパー・シート・カバー付き。第二集はサンフランシスコのアダルト・ブックストアでの録音、乳白色のレコードに、ティッシュが付属していた。第一集は、ケンタッキー、マクドナルド、バーガーキング、他のファースト・フード・レストランでの録音。限定盤で唐揚げ色のレコード・バージョンがあった。
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CABIN CREW EPISODE SERIES より
DOOPEE TIME SHOW - CABIN CREW EPISODE #1
LIVE AT BLUE NOTE TOKYO, 4.26.2018
M.C. BOO - Tourist CAROLINE - CA SUZI KIM - CA 永井秀二 - 機長
YANN TOMITA - Tourist 金尾修治 & パルオ - Live Camera
Soundtrack Album : Chris Marker - La Jetee Superior Viaduct SV100 LP 2016 US
クリス・マルケル監督『ラ・ジュテ』(1962年制作) は、第3次世界大戦後のパリが舞台のSF映画。
大戦後、科学者たちは人類の救済のためにタイムトラベルを研究している。被験者に選ばれた主人公は、過去にオルリー空港の展望台で見た女性の漠然とした記憶を持っていた…。
映画は数秒間、動画が挿入されますが、全編モノクロ写真を連続して写す「フォトロマン」という手法が使われています。日本では97年に初ビデオ化され、後にDVD化、2016年にサウンドトラック盤が発売され、2017年には日本語ナレーション付きでBlu-ray化 (未見)されました。28分間の絶妙なバランス (音、音楽、画像、ナレーション、プロット)の短編映画です。私見ですが直感による判断から素晴らしい偶然が取り込めての制作進行と窺えます。翻訳の微妙な違い、DVD化された画質の違いは異なる印象があります。
「ラ・ジュテ」 エスクァイア・マガジン・ジャパン CNAS-1039 VHS 翻訳:橋本克己
「ラ・ジュテ」(HD ニューマスター版)COLUMBIA COBM-5670 DVD 2010 翻訳:寺尾次郎
QUAD Vol.2 1997.7.1 映像批評誌 QUAD、 97年の劇場公開に合わせたクリス・マルケル『ラ・ジュテ』特集号。
Musik In Deutschland 1950 - 2000: Oper 1966 - 1973 Zerbrochene Idyllen RCA Red Seal 74321 CD 2002 German
オペラの伝統的な作品形態に斬新なアイデアを持ちこんだ作品 (1966~73年) を集めたオムニバスCD。ドイツの現代音楽作家・ボリス・ブラッハーによるオペラでは初となる電子音楽を導入した作品「不時着時の出来事」(1964) の14幕中3幕を収録。(完全版は未だ未発売 )
画像は、オペラ「Zwischenfälle bei einer Notlandung(不時着時の出来事)」(1964) の舞台から。ハンブルグ国立歌劇場の芸術監督ロルフ・リーバーマンによる委嘱作品(全4回公演)
1964年ハンブルクで初演された舞台上には、金属製の格子と電子制御のコンソールが置かれている。音楽はオペラでは初の試みとなる電子音楽で、それに飛行機のエンジン音や海の波を録音したテープ等も使われていた。プロットは純粋なSFで、大富豪、旅行者、エンジニア、私服警官、ジャーナリスト、プリマドンナなど、多様な乗客たちを乗せた飛行機が、マッドサイエンティスト(画像右端)とそのロボット(鉄格子に浮かぶ)だけが住む島に不時着する。生き残った乗客はその科学者によって、人間のアイデンティティーなどについて悪夢のような尋問を受けることになる。"身体が記憶する経験や記憶、他の身体に伝える経験や記憶、そしてそれを記憶する身体 " これを構築するということは、実は「すべての物質を再構築する」ということでもある。人工知能の領域のマスターが主張する「考えられるあらゆる物理的プロセスに適用可能なその公式とは?」情報は世界を根底から支え、情報は力となる。しかし乗客とロボットは協力して科学者のコンピュータを破壊し、最後にはすべてが科学者の研究を盗むための陰謀だったことが判明する。
Buck Warren - From: Poet Buck Warren To: O’Hare International Sedgrick UA00 LP 1967 US
ユナイテッド航空の航空整備士であるバック・ウォーレンは詩人でもある。シカゴ・オヘア国際空港での出来事を詩と音楽で構成したアルバム。
Andrew Liles - Aviatophobia Pipkin BA13047 LP 2010 UK
旅客機でのフライトを表現した内容。後半 (B面 )では緊急事態がおこる。ジャケット裏面に、作者が5年間のフライトで入手した搭乗券やその他のフライトグッズを貼り付けたオリジナルアートが施されている。
右:カールハインツ・シュトックハウゼン「ヘリコプター弦楽四重奏曲」アルディッティ四重奏団 DVD 2008
シュトックハウゼンの「ヘリコプター弦楽四重奏曲」は、1991年ザルツブルグ音楽祭のハンス・ランデスマンからの弦楽四重奏作曲依頼によるものでした。シュトックハウゼン にとって弦楽四重奏曲は馴染みの薄いジャンルでしたが、作曲された作品は、弦楽四重奏のメンバーが4機のヘリコプターに分乗し、空中で演奏を行うというものでした。聴衆は中継されたその様子をホールと外の広場に建てられたライブ会場で観賞します。しかし、環境保護の観点から反対に遭いザルツブルグでの初演は中止となりました。その後、オランダ・フェスティヴァルの監督に協力を要請、翌1995年6月26日、アムステルダムで開かれたオランダ・フェスティヴァルに於いて初演を迎えることとなります。当日は、アルディッティ・カルテットの面々が、オランダ空軍のアクロバット・ヘリ・チーム “ザ・グラスホッパーズ" のヘリコプター4機に分乗し、空中で演奏した彼らの音楽とヘリコプターのサウンドが、機内を写した4台のモニター映像とともに会場の聴衆に供されました。DVD化された映像は、その初演に至るまでのリハーサルなど準備の様子と、本番の演奏風景から収録されたものです。(日本語字幕付き)
映像からはヘリコプター内での録音機材を確認することができます。私には興味深い事柄で、録音ミキサーは Audio Developments 社のロケーション・ミキサーが使われていました。これは映画やTVでの野外録音用のもので私も所有しております。プロ機としてのモバイル製品は耐久性があり尚且つスタジオ機器同様のクオリティもありしかもコンパクトです。その代わり高価です。スパイ大作戦の映画に出てくるスパイが使用しているような感じがこれらの機材にはあって、そうしたものでモバイルをテーマにこれまでにも舞台を組んできました。
これは原宿トーキョーカルチャートbyビームス(2014)での野戦通信基地をイメージした舞台美術です。リンクはこちらになります→ http://asl-report.blogspot.com/2014/07/201472627.html
「暗号化された音楽の曲名当てクイズ」より、ラップ中のロボ宙。
くだらないヨタ話中の私ですが皆さま熱心に聴いてくださってます。
Gonçalo F. Cardoso, Ruben Pater - A Study Into 21st Century Drone Acoustic Discrepant CREP24 LP 2015 UK
無人航空機(ドローン)をめぐる議論の多くは、監視や攻撃の能力に向けられています。しかし、紛争地域に住む人々にとっては、ドローンのエンジン音が心理的に大きな影響を与えています。軍事用ドローンは高空を飛行するため、目で見るよりも耳で聞いたほうがわかりやすいのです。ドローンという言葉の語源は、雄のミツバチの鳴き声に由来しています。紛争地域でのドローンの音は、何時間も続く恐怖のサウンドスケープを作り出します。このエンジン音から、パレスチナでは「ザナナ」、パキスタンでは「バンガナ」という愛称が生まれました。A Study into 21st Century Drone Acoustics』は、作曲家のGonçalo F. Cardoso(Discrepant records)とデザイナーのRuben Pater(Drone Survival Guide)による聴覚的な調査です。(概要より)
ドローンはどのようなエンジンを搭載しているのか?その音はどのようなものか?紛争地域での音の心理的な影響はどのようなものなのか?レコードA面では、民生用の小型ドローンから軍用の大型ドローンまで、17種類のドローンをフィールドレコーディングしています。B面はゴンサロ・F・カルドソによるサウンドスケープで、ドローン技術の乱暴さと破壊力にインスパイアされています。この作品は、21世紀における空中のドローンマシンの概念的な(音の)生と死に焦点を当てています。LPレコードはメタリック加工された厚紙に印刷され、12ページのブックレットとドキュメントが付属しています。
無人航空機サバイバイルガイド
● 諜報・情報収集
● 攻撃
● 軍による情報収集・諜報
● 国内機関による情報収集・諜報
● 民間撮影
非公式使用のみ
米軍による無人航空機配備
21世紀のバードウォッチング
人類は先祖代々の時代から遠くから見える輪郭(シルウェット)を元に捕食者を察知する事に長けていた。しかし、現代の我々も同様な能力を持ってると言えるだろうか?ドローンと呼ばれる無人航空機は情報収集から殺傷能力の高い攻撃、救命活動や科学的な調査まで様々な用途で使われているのが現状です。これらの無人航空機の多くは軍事的な遠隔情報収集と攻撃に使われており現在も増え続けています。米国連邦航空局は2012年に今後20年以内には米国領空のみで30000機の無人航空機が飛ぶだろうとの見解を発表しています。これらの鳥形ロボットが近い将来、身近い存在になる事であろう事からこれらの飛行体を識別できる必要が出てくると言えるだろう。このサバイバルガイドは我々の世代と将来の人々に日々変わり続ける技術的環境に対して少しでも慣れ親しむ事を目的としています。
世界の87カ国以上で無人偵察技術は開発され現在は200種類以上のタイプが存在しています。このドキュメントには現在と近い将来最も一般的な無人航空機の機影が含まれています。各機影には国家と情報目的、攻撃目的の種別が示されています。機体長が1メートル以下の民間用ドローンから機体長が39.9メートルのグローバルホークまで、全ての無人航空機の縮尺を統一する事で機体の大きさの比較が行えるようになっています。このドキュメントへのアクセスが簡単できるように.pdfと.docフォーマットでダウンロードできる様にしてあります。ウェブサイトでは他の言語に翻訳された物も公開されています。
免責事項:本ドキュメントは情報提供を目的として公開される情報を元に無料で配布する事を目的としています。我々はいかなる形での、人または他人の財産への暴力的もしくは破壊的な活動は容認している物ではありません。非営利目的でのみ全てのコンテンツは自由に共有、編集、翻訳する事が可能です。ウェブサイトwww.dronesurvivalguide.org で自由に入手が可能です。
ドローンから隠れる
多くのドローン(無人航空機)はとても高性能なカメラを搭載しており、上空数キロメートルから人や車体を検知する能力を持っています。また、多くの無人航空機はナイトビジョン(暗視装置)、FLIRセンサーと呼ばれる赤外線カメラを搭載しています。これらの能力を使う事で昼夜に関わらず人間が発する生命熱を遠くから検知が可能になります。しかしこれらのドローンから隠れる方法は幾つかあります。
1.日中のカムフラージュ:ビルや木の陰に隠れましょう。密度の高い森などの自然なカムフラージュ環境を使ったり、カムフラージュネットを使いましょう。
2.夜間のカムフラージュ:ビルの中や木陰、または群葉の下に隠れましょう。懐中電灯や車体ライト等はたとえ遠くでも使わないようにしましょう。これらの光源は夜間作戦中のドローンに簡単に検知されます。
3. 生命熱のカムフラージュ:緊急用ブランケット(通称:スペースブランケット)などに代表されるマイラー製のシートは赤外線をブロックできます。夜間にスペースブランケットをポンチョ代わりして体を覆うことで赤外線センサーによって生命熱が検知される事を避ける事が出来ます。 また、夏は気温が36°Cから40°Cの場合は赤外線カメラは生命熱と環境の識別が出来ません。
4.悪天候を待つ。無人航空機は風が強い、煙、豪雨など悪天候かでは作業する事が出来ません。
5.ワイヤレスな通信を行わない。携帯電話やGPSなどの無線を使う通信手段を使うと居場所が特定される可能性があります。
6.反射性の高いガラスや鏡を車の屋根等に撒くことでドローンのカメラを惑わす事が可能です。
7.囮 (おとり) を使う。マネキンや等身大の人形を使う事でドローンによる諜報活動を惑わす事が可能です。
ドローンをハッキングする
ドローン(無人航空機)は遠隔操作されています。操作を行っているパイロットは数千キロ離れている地上にある作戦基地にいる可能性があります。ドローンを操縦する為の指示は衛星を介したデータ通信を使って配信されています。このデータ通信を妨害、傍受する事でドローンの操縦を改ざん、妨害する事が可能になります。このデータ通信は必ずしも暗号化されているとは限りません。
1.傍受。Sky Grabbberソフトと衛星アンテナとテレビチューナを使う事でドローンの通信周波数を傍受する事は可能です。この手法でドローンへ、またドローンからの通信が傍受できます。
2.妨害。様々な周波数や周波数帯域で信号を配信することでドローンを操縦するパイロットとドローンとの通信を妨害、遮断する事が可能になります。
3.GPSスプーフィング。小型のGPSトランスミッターを使う事で偽のGPS情報をドローンに送りナビゲーションシステムを混乱させる事が可能です。この手法を使うとでドローンが自爆するフライトパターンに向かわせる意外にも滑走路に着陸する様にする事が可能になります。
Source:
‘Health Ranger’s intelligence analysis of military drones: payloads, countermeasures and more’, www.naturalnews.com, July 16, 2012. By Mike Adams
‘The Al-Qaida Papers - Drones’, This document is one of several found by The Associated Press in buildings recently occupied by al-Qaeda fighters in Timbuktu, Mali. Associated Press, Feb 2013. ‘Evading Thermal Imaging And Radar Detection’, United States Militia, Special Forces.
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